Recent Work

​2018–20

絵の具に覆われるキャンバス。キャンバスに覆われるフレーム。絵はまるで服を着て化粧をする私。

私って単純すぎて魅力ないって思われてる?もっとちゃんと見てくれたら分かってもらえるのに。

私は四角いフレームを描く時でさえ、強く感じているのはその周囲なのです。それで思うのは「絵は四角である必要はない」ってこと。

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それが描かれたキャンバスなら、絵ってその内側?それとも外側?

絵を描くのが好き。でもその為だけじゃなく、色々な物を観察する事が好きです。

完成した絵を眺めていた時、「絵」も「物」だ、「物」でできているって気が付きました。そしてその時、もしかしたらこれが現実世界とイメージの世界をつなげる鍵なのかもって思ったのです。

​絵と実物。その狭間に見える宇宙。

​永遠へと手を伸ばす箱。こちら側も、あちら側も、あなたのすぐ側に。

このテクスチャの上に描くのが好きです。しわくちゃの紙を開くと、無限に広がる宇宙の模様のようだから。

画面に絵の具が積み上がる。

その絵の空間が深まる。

逆方向の矢印。

キャンバスの上の力学。

絵はまるで窓かドア。その向こうにある宇宙に触れたい。

© 2020 by Michiko Fujii Fowler. 

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