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絵と実物。その狭間に見える宇宙。
シンプルすぎて魅力ないって思った?でもよく見て。違う角度からの私の魅力。

それが描かれたキャンバスなら、絵ってその内側?それとも外側?

絵はまるで窓かドア。私はその向こうにある宇宙に触れてみたいのです。
ある日。たまたま歩いていたパリの裏通りで、私の心はある壁に釘付けになりました。どういうわけかアパートに戻ってからもその壁の事が忘れられないのです。その
壁はかなり荒い凸凹の表面で覆われていて、周りは滑らかな四角で囲まれていました。それはまるで絵とフレームの様でした。
そしてそれは国立公文書館の裏門の壁でした。
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